光の庭で
ライトは正面から見た、「光の学校」が一番好き。
この美しさも、2本の木と、緑の芝生があってこそですよね!
以前、お昼頃に、ここで、一人の女性とお話をしました。
その方は、ご病気のようで、なんと!数日もかけて、光の学校まで来たと言われるのです。
病気のせいで、休みながらでないと、長距離の移動はできないと、そして、これから戻るために、また、数日かかり、すぐに帰らなくてはいけないと、言われるのです。
「もう少しで、飯田先生のミニコンサートが始まるから、せめて、生(なま)飯田先生を見ていかれたら・・・」
と言うわたしに、その女性は大きく首を横にふりました。
「飯田先生には、会いたいけど、会いたくないのです・・・」 と、その女性。
会いたいけど、会いたくない・・・
う~ん~~ライトには、その気持ち、よくわかります。
わたしも、飯田先生には、会いたいけど、会いたくない のです。
だから、これほど光の学校へ来ていても、飯田先生としっかりお話ししたことは、ないのです。
もちろん、飯田先生は、とても人に気を使われる方だから、偶然、通りかかったときには、 「いつもご苦労様です!」 とか、「あまり無理なさらないで下さいね!」 と声をかけてくださいます。
今のライトには、それだけで充分、幸せかな。
恋愛をしたことのある人なら、わかると思うけど、本当に好きな人って、ものすご~く憎くもなりますよね。 かわいさ余って、憎さ1000倍! みたいな。
愛情と憎しみは、紙一重 とも言うのかな。
それから、彼女は、こう続けました。
「飯田先生が、この場所にいらっしゃるなら、それでいいんです。 同じ場所にいられたなら、それだけで、わたしはいいのです。」
「それに・・・」
と言って、彼女がとりだしたのは、「総解説 生きがいの創造」 !!
飯田先生の凛々しいお顔が、表紙のアレです。
「光の学校で、これを買いましたから、いつでも飯田先生と一緒です!」
そう言って、彼女が、はじめて笑顔を見せたとき、迎えのタクシーが来て、そのまま、行ってしまわれました・・・。
話しをしていて彼女から、もう二度とここへは来られない という想いが伝わってきました。
でも、必ず!また、光の学校で会いましょうね!
その時は、ぜひ!飯田先生を生(なま)で見てくださいね!
写真よりも、ずっとステキですよ! 生飯田先生は!!
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